2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
(蓮華寺) 蓮華寺 秩父鉄道の行田市駅から徒歩五分ほどの距離に蓮華寺は在る。 墓地の奥の方に無縁墓石が集められており、その中に久河道伯の墓も積まれている。 久河道伯良弘墓 久河道伯は忍藩御典医でありながら、町民や農夫も分け隔てなく懇切に診療した…
(正燈寺) 正燈寺 桂川家之墓 地下鉄の駅でいえば、入谷駅からほど近い住宅街の中に正燈寺がある。 正燈寺墓地に医師桂川家の墓がある。桂川家は桂川甫筑を家祖に持つ医家の名門である。その分家筋に当たる甫純は、明治四年(1871)に留学生として派遣…
(津田塾大学) 津田塾大学 かねてより津田塾大学構内にある津田梅子の墓を詣でたいと思っていたが、オッサンが女子大に立ち入るのは容易ではない。何も悪いことをしているわけではないのに、そこにいるだけで犯罪者扱いである。この日、学園祭を狙って津田…
先日、津田塾大学に津田梅子の墓を訪ねて以来、俄かに明治初年にアメリカに渡った五人の少女のことが知りたくなって、この本を手に取った。五人の数奇な人生に、時の経つのも忘れるほど引き込まれた。彼女らを取り巻く登場人物として、大山巌、伊藤博文、黒…
今年は大正百年のメモリアルイヤーである。その大正生まれの作家、永井路子の描く「岩倉具視」が文庫化された。永井路子といえば、北条政子や細川ガラシャなど、室町時代や戦国時代の女性を好んで取り上げる作家である。私も学生時代には、永井氏の小説を何…
本書の巻末近いところに掲載されている「下野戊辰戦争の特徴」に以下のように記載されている。 ――― 従来、下野の戦争は研究者によってほとんど無視され、上野戦争から東北戦争へと説明されてきた。その傾向は今でも変わらないが、この点を大町雅美氏(昭和四…
(東京国際フォーラム) 東京府廰舎 有楽町駅前の東京国際フォーラムのある場所は、維新前土佐藩上屋敷があった。慶応四年(1868)、江戸が官軍の軍政下に置かれると、同年七月、軍は江戸府を置いた。さらに同年十月には東京府庁が開かれた。以来、昭和…
(染井霊園) 正七位久米幹文翁之碑 久米幹文(もとぶみ)は、文政十一年(1828)に水戸に生まれた。父は水戸藩士石河幹忠。平田篤胤、本居内遠らに学び、徳川斉昭を助けて国事に従事した。斉昭没後、幽閉されて維新を迎えた。明治五年(1872)教部…
(本要寺) 本要寺 静岡駅から県立病院行のバスに乗って、安東二丁目バス停で下車。そこから徒歩三分程度の場所に本要寺がある。 墓地に入ったところに幕臣鵜殿鳩翁の墓がある。 墓石の側面には、「鵜殿民部小輔藤原長鋭朝臣 道號鳩居翁」とある。 懿徳院殿…
(田中城下屋敷) 田中城下屋敷 JR東海道線西焼津駅を下車して、北に向かって二十分ほど歩くと、藤枝市に入る。この辺りは、田中城の城下町である。 田中城下屋敷は、住宅街の中にある。入場は無料。冠木門を入ると左手に本丸櫓が移築されている。この櫓は…